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guide to Basque

パサヘス(Pasajes)

渡し舟で結ばれる2つの小さな村、パサヘス(Pasajes) サンセバスチャンからおよそ6kmのところに、San Pedro(サンペドロ)とSan Juan(サンファン)と呼ばれる小さな2つの村が港を隔てて向かい合っているところ、そこがパサヘスと呼ばれています。 「ル・ミゼラブル(あぁ無情)」で知られている作家、ヴィクトル・ユーゴーもこの山と海が重なり合う、小さなバスクの港町に心を奪われた一人。彼が昔住んでいたという家は、現在は観光オフィスになっています。2階は彼の住んでいた頃の部屋が再現されており、ヴィクトル・ユーゴーに関しての小さな記念館となっています。

サンセバスチャンから向かう場合、おそらく最初に到着するのはSan Pedro。港の小さな一本道を進んでいくと、渡し舟乗り場に到着します。そして最初に目に飛び込んでくるのは、反対側San Juanの愛らしい町なみでしょう。ここ、パサヘス。小さな町といえども、バスク地方にとって大事な船の積み下ろしの場所。そのため驚くような大きな船も時々この港に入ってきます。ですから、21世紀現在も、この小さな2つの村の間に橋はありません。この2つの村を結ぶ、唯一の交通手段は、バスクカラーの赤、白、緑のペンキに身を包む小さな渡し舟なのです。 渡し舟には時刻表など存在しません。乗船希望者がきたら出発する仕組み。渡し舟にのるとあっという間に、反対側のSan Juanに到着します。こちらの村では是非ゆっくり町の中を散歩してみたいものです。細い石畳の道に低い屋根。時間の流れを感じさせてくれる家。本当におとぎ話の村の中に迷い込んだ錯覚さえ覚えさせられます。

また、時間のある方はパサヘスからサンセバスチャンまでハイキングされることもお勧めです。何を隠そう、ここパサヘスからサンセバスチャンの区間は、あのサンティアゴ巡礼の一部。その証拠にサンペドロの船乗り場にも、巡礼者を導くための、サンチャゴの巡礼の印である、貝殻マークを見ることができます。サンチャゴの巡礼のルートに従うならパサヘスからサンセバスチャンへ。メリットとしては、巡礼ルート上、こまめに黄色い矢印が書かれているので、わかりすいかと思います。もちろんサンセバスチャンからパサヘスといったパターンも可能です。その場合は黄色い矢印ではなく、赤と白のマークに従っていくことになります。所要時間は、3時間程度。基本的には平たんな山道ですが、数か所急な登り斜面や下り斜面があります、適当な服装さえしていれば、基本的に子供から大人まで楽しめるハイキングルートとなっています。

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