フランス海バスクの代表的存在 ビアリッツ(Biarritz)。フランスバスクの玄関口。 パリからの直行便も運航されているので、日本からのアクセスにも便利です。
真っ青な海が何とも似合う、高級感漂うリゾート地、ビアリッツ。 あの有名な「ああ無情(レ・ミゼラブル)」の作者、ヴィクトル・ユーゴーは「私はビアリッツより魅力的で素晴らしい場所をおよそ知らない」と書いています。そして、ビアリッツに心を奪われたのは、彼だけではありませんでした。18世紀までは、ただの漁村にしか過ぎなかったこの街が、一気に世界中に高級リゾートとして知られるようになったきっかけは、もはや、ビアリッツという街が、各国の王侯貴族達の心を奪ったからと言えるでしょう。 そのビアリッツブームを巻き起こしたきっかけが、ナポレオン3世の后妃、ウジェニード・モンティジョが1854年にこの地に別荘を建てたことに遡ります。そしてその別荘が1893年にホテルに改装され、現在もなお、5つ星ホテル・デュ・パレとして世界中から訪れた人々を受け入れています。
また長年の間、犬猿の仲であったフランスとイギリスですが、ちょうど20世紀頭に英仏協商が結ばれたこともあり、イギリス王女ヴィクトリアや、イギリス王エドワード7世をはじめとした貴族達の避暑地としての道を歩みだしたのです。 更には1901年に、カジノが建設され、もはやビアリッツは急激な成長と発展を遂げて現在に至るのです。
☆ビアリッツのミシュラン星付きレストラン(2020年現在)☆ ○L’Atelier Alexandre Bousquet (1つ星) ○L’Impertinent (1つ星)- 市内中心。ビーチからは徒歩10分程度。 ○Les Rosiers (1つ星)-市内中心からおよそ車で10分程度。
☆交通アクセス☆ ビアリッツ空港⇔ビアリッツ市内 Chronoplus社のバスにて市内から空港へアクセスできます。30分に一本程度あります。所要時間は15分程度。 ビアリッツ国鉄駅⇔ビアリッツ市内 Chronoplus社のバスにて列車駅から市内へアクセスできます。A1。所要時間15分程度。週末は時間帯によっては本数がかなり少ないので注意。 ビアリッツ市内⇔バイヨンヌ市内 Chronoplus社のバスにてビアリッツ⇔バイヨンヌ間の移動が可能です。A1もしくはA2。所要時間はおよそ30分程度。※列車も通っていますが、特にビアリッツの列車駅から市内中心までは遠いので注意。 ビアリッツ市内⇔サンジャンドリュズ市内 Chronoplus社、A1で列車駅まで行き、その後国鉄でサンジャンドリュズ駅へ。列車は昼食時等はかなり本数が少ないので注意。