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guide to Basque

エスペレット

フランスバスク 赤ピーマンの村、エスペレット(Espelette) フランスバスク、St Jean de Luzから内陸に約25km。そこに、赤ピーマンの生産で知られる小さな、小さな村、エスペレットがありあす。(※バスク語ではEspeleta) 毎年秋口に収穫された赤ピーマンを、家の外壁に干す習慣が、いつしかエスペレットのシンボルになりました。 エスペレットの町のメイン広場には大きな無料駐車場があります。そこからゆっくり徒歩で歩いても30分もあれば、村内を一周できてしまうほど。エスペレットの村には、そこでとれた赤ピーマンを様々な方式で加工した食品を扱うお店や、エスペレットの赤ピーマン入りのちょっぴり辛いチョコレート屋さん、そして赤ピーマンがデザインされたかわいいキッチングッズのお店など、心を擽られるお店がいくつも存在します。 この赤ピーマン。今ではフランスバスク伝統料理には欠かせないものとなっています。例えばフランスバスクに行ったら絶対食べてみたい、おふくろの味AXOA(牛ひき肉のトマト煮込み)に、上から赤ピーマンの粉末をお好みの量をかけて食べるのがフランスバスク流。また世界的に有名なバイヨンヌの生ハムも、熟成前、このエスペレットで作られた赤ピーマンの粉末が表面にべったりと塗られます。 http://basquecountry.discoverybasque.com/wp-content/uploads/2013/12/espelette-casa-e1386879581259.jpgこのように、フランスバスクの人々の生活に根づいている赤ピーマン。でももともとは、フランスバスクにあった野菜ではないのです。時をさかのぼること、1650年。捕鯨が主な生活の糧であったバスクの村々。時には、鯨を求めて海に出ているうちに、いつしかその航海の技術は世界一。初めて世界一周を成功した船長もバスク人というほど。果敢に世界に進出していったバスクの航海士たちは、新しいアメリカ大陸やアジアから、たくさんの香辛料や野菜の種を、この地バスクに持ち帰りました。その一つが、エスペレットの赤ピーマン。その赤ピーマンがフランスバスクの食卓に欠かせないものとなるのには、時間はかかりませんでした。 またレンタカーや車で行かれる方は、時間があれば是非Atelier-du-pimentを訪れることをお勧めします。赤ピーマンの成長過程や、商品になるまでの過程を説明してくれますし、たくさんある赤ピーマンの商品を試食させてくれるのも嬉しいポイント。自分の好みの辛さや味のものを、選ぶことができます。またこちらのお店の道路を挟んで反対側には小さな赤ピーマンの農家があります。赤ピーマンがなる時期の初夏から秋ですと、畑になる可愛らしい赤ピーマンたちに出会うことができます。(お店の方は基本的にフランス語のみです)。 毎年赤ピーマンの収穫が終わる10月頃には、ピミエント祭りが開催されます。小さな町は色々な地元でとれた商品で埋め尽くされ、コンサート等も開かれます。毎週水曜日に町の中央広場で開かれる、市場と合わせてこちらも要チェックです。 ☆交通アクセス☆ 公共交通機関ではいずれの都市からもアクセスしにくいので、レンタカーか専用車手配をお勧めします。